暑い毎日が続きますね。
水分補給、意識してとりましょう。
「水分摂取」と言っても何でもいいのではありません。
コーヒー、紅茶、いくつかのハーブティー、炭酸飲料にはカフェインやそれに似た物質が含まれています。
カフェインは体の水分を失わせる要因であり、利尿作用があるために腎臓が水を排出する機能を高め、その結果組織や細胞の水分を奪ってしまいます。
天然水やきれいな水道水を意識してとりましょう。
水の役割
1.神経伝達
体が脱水状態になると神経伝搬が損なわれて脳の機能が低下します。
精神疾患が脳の脱水状態にあることも少なくないのです。
また、慢性的な神経痛が脱水状態のために起こっていることもあります。
2.細胞分裂
体が脱水状態にあるとストレスの主な生産者となってしまい、アミノ酸のバランスを変えてしまいます。
すると細胞分裂中にDNAエラーを起こしてしまい、細胞の突然変異の疾患に繋がる場合があります。
3.リンパ系、免疫系
脱水状態はリンパ系の働きを停滞させ、細胞代謝による老廃物が取り除かれることなく、細胞組織の中に溜まってしまいます。
免疫系に関しても細菌やウィルスの感染予防、アレルギーや毒素への対処に水は重要な役割を果たしています。
4.栄養
きちんと食事をとっていても栄養不良になることがあります。
浸透作用や補助的な運搬システムを通して、血流から細胞膜を通り抜けて栄養を運ぶには水が必要です。
5.肺の機能
喘息や慢性気管支炎など肺の脱水状態は呼吸器系疾患の重要因子である場合もあります。
人間の体の70〜80%は水でできています。
水分をこの割合に保つことで細胞は正常に働き1つの体を維持しています。
水分をどれだけうまく調節してゆけるか、それが元気で健康に暮らしてゆくための大切なポイントになるのです。
ボディートークのテクニックの一つ「水和」
ボディートークのテクニックの一つに「水和」があります。
「水和」により体全体の水分バランス、時には体の特定部分の水分バランスを整え、細胞間のコミュニケーション、すべての生化学反応、神経伝搬、筋収縮、フリーラジカルの除去、肺の機能、細胞分裂、エネルギーの指揮、感情の統合、栄養の適切な利用、解毒作用、免疫系の適切な機能、皮膚の若返りなど、様々なバランスを整えていきます。
自分でもできる「水和」
ボディートークのセルフケア、「ボディートークアクセス」
ボディートークアクセスの中に「水和」のテクニックが含まれています。
日常的にボディートークアクセスでケアしていくことで、体全体の水分のバランスが整って行きます。
ボディートークアクセスについて、詳しくはこちらから。
「水和」でいつでも元気で若々しく
水の大切さ、適切に身体に取り込めているか、排出できているか。
ただ飲めばいい。ではないということを知って、いつでも健康で若々しくありたいですね。